松山 彩実


略歴
1993 大阪生まれ
2016 京都嵯峨芸術大学 造形学科卒業
2018 嵯峨美術大学大学院 芸術専攻科造形絵画 修了
*2017年4月嵯峨美術大学に名称変更
個展
2015 絵画道場 vol.65「私の中のカノジョたち ( 嵯峨美術大学附属 Art Place U2・京都 )
グループ展
2022 「U know they mean2022- 半透膜の反射と浸透 -」(Steps gallery・東京 )
2021 「人間やめたい展 3」( MEDIA SHOP ・京都 )
2018 「LAVOZ 24th EXHIBTION 」(京都市美術館別館・京都)
2017 「市展・京展 80 年記念 2016 京展」 (京都市美術館・京都)
沖縄国際映画祭関連企画「首里嵯峨 ShuriSaga 2017 春 沖縄県立芸大+嵯峨美大・美術展」(ぶんかテンブス館・ 沖縄 )
「山本冬彦選抜 全国若手作家東西交流展in京都」(Gallery Little Hous・京都 )
「セマンテックポートレイト5」(O ギャラリー eyes・大阪 )
他、グループ展多数参加
入選歴・受賞歴
2017 市展・京展 80 年記念 2016 京展 入選
2016 第 44 回京都嵯峨芸術大学制作展 教育後援会奨励賞・油画研究室賞 受賞
パブリックコレクション
2021 株式会社 竹中工務店南部 FM センター ( 大阪 ) 収蔵
【コメント】
学生時代は主に女性像をモチーフに、社会の中の女性の業や求められる役割、愛情表現のスタイルなどをアイロニカルに描くことによって、女性性という虚像と現実が織りなす社会的なアイコンを表出することを意図して制作をしていた。しかし、その後社会人としての生活が日常となっていくにつれて、良くも悪くも自分自身がその社会的アイコンの中に取り込まれたような気がし、他人事に思い入れを持つような客観的視点を維持できなくなっていることに気付いた。であればいっそのこと、どっぷりとアイコンとして浸っている中から見える世界を描いてみようと思うようになった。
日々の理不尽かとも思える時間や立場に追い立てられ、伝統的社会概念によるリア充要求的なものに責め苛まれる中で、現在の社会に生きるものとして悶々と実感している「キラキラとくすんでいる」ような世界観。
それらをフィルターから眺めるような感覚を表現したい思っている。
【E-mail】 ayami.5212@gmail.com